カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶、コーラなどに含まれる身近な成分です。ですが、過剰に摂取すると、不眠や頭痛、動悸などの症状を引き起こすことも。では、カフェインはどれだけ摂取すると"過剰"になってしまうのか。適正量はどの程度なのかを紹介します。

一日の最大摂取量

 カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶、コーラなど多くの飲み物に含まれる成分です。
 日常的に口にすることが多い飲み物に入っていますが、その適正量はあまり知られていません。

 カフェインを摂取しても体に悪影響化がでない一日の最大摂取量は、健康な成人であれば400mg。妊娠している方は200mgや300mg。子供は年齢によって異なりますが、体重1kgあたり2.5mgの摂取が適当とされています。

カフェインが入っている飲料や食品

 以下はどのような飲料や食品に、どのくらいのカフェインが入っているのかを表にしたものです。
対象飲料/食品カフェイン含有量/100ml
玉露160mg/100ml
コーヒー60mg/100ml
紅茶30mg/100ml
煎茶20mg/100ml
ウーロン茶20mg/100ml
玄米茶10mg/100ml
コーラ10mg/100ml
ミルクチョコレート20mg/100g

 ただし、カフェインの摂取による作用は個人差が大きく、人によっては適正量より少なくても眠れなくなったり頭痛などの症状が現れる場合があります。あくまで目安として参考にしてください。

 カップのサイズにもよりますが、コーヒーカップ(約150ml)で1日4杯程度が適量になります。これ以上飲みすぎるとカフェインの過剰摂取につながります。
 近年はカフェインフリー(ノンカフェイン)のコーヒーも手軽に入手できるようになっているので、併用することも検討してみてはいかがでしょうか。

過去には中毒死した例も

 カフェインが多量に含まれたエナジードリンクを日常的に何本も飲むなどして、カフェイン中毒で亡くなってしまった、という事例もあります。

 これは海外の話だけに限らず、日本でも同様の事例が起こっているので、一日の最大摂取量を意識することはとても大切です。

 コーヒーやお茶が好きな人であれば、一日の摂取量を越えていたという人も少なくないのではないでしょうか。

 カフェインは適量であれば、集中力や注意力を高めたり、スポーツパフォーマンスの向上に役立つなど、ポジティブな効果もありますが、適正量の範囲で、お気に入りの飲み物を楽しみながら、健康に気を配ることも大切です。
 カフェインフリーの飲み物もあるので、適度に切り替えながら飲むこともしてみてくださいね。

 最後に、カフェイン過剰による不眠や頭痛などの不調を感じた場合は、適切な量に減らしてみることをお勧めします。